【新しい葬式】火葬式とは?

火葬式のデメリット

火葬式のデメリットの写真

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火葬式はたしかにメリットが大きいからこそ普及した面がありますが、逆にデメリットがないわけでもありません。このようなデメリットも認識した上で、メリットとの比較検討によって最終的には決断をするのが適切といえます。たとえば供養が不十分と遺族自身が考えたり、または親族から非難されるおそれもあることが挙げられます。考えてみれば一般の人にとっては通夜と告別式のある葬式のほうが見慣れたものですので、火葬だけという火葬式のあり方には抵抗や反発があるのも心情的に理解できるところです。昔からの風習や伝統を重んじる地域ではなおさら気をつける必要があります。喪主は決断を下す前に家族や親族の意見を聞き、調整して理解を得ておくことが望まれます。またこれは葬式に参列するつもりだった会社や地域の人々や菩提寺に対しても同様です。会社や地域の人々には挨拶状を送付し、内輪で葬式を行ったことなどを通知しておく必要がある場合も少なくはありません。また菩提寺のほうでも葬式に呼ばれないとなれば快く思わないのも当然で、納骨をめぐりトラブルになることも考えられますので、葬儀社を通じてでも事前に説明をして了承を取り付けておくことが必要です。さらに物理的な面では死後24時間以上を経過しないと法律的には火葬が行えない決まりになっていることから、いくら直葬とはいっても遺体をいったん安置する場所は確保しておかなければならないこともデメリットに挙げられます。